|
|
|
|
諸行無常。 |
|
|
諸行無常。諸々の事は時々の物、意識と無意識の世界、物事を考えて観る事と目を開けて居れば物事が目には映って居る事の違いです。此処が大事な事で環境で変って来ると言う所です、夢の中に出て来る事は観た事も聞いた事も無い事が出て来ると?言いますが実際には見たり聞いたりして居るのですが、意識の中に無いだけです。人間性が形成されて来るのは無意識の世界です、是が一般的に言われて居る朱に染まれば赤く成ると言うと事です、環境で人間が変って来ると言う所です。昔沢木老師が生きて居られる頃座禅の脳波を電磁波で測って、一般の人の脳波はβ波が出て居るのに長く座禅をして居る人はα波が出て居ると言う検査をした事が有りますが、在れも意識の世界の事で在って無意識の世界の事は解っては居ません。此処が人間性の豊かな環境の中で育って来た人と相で無い人との違いが出て来るのです。是を唯識で薫習と言いますが、目を開けて居れば開けて居る間は観て居る物は頭の中に入って来て居ます。耳の方は未だ難しく完全に寝て居無くでは音が脳の中に入って来て居ます。此の様に五感の感覚は意識して居無くても入る物は勝手に入って来て居ます。是が夢の中に出て来たり、不図した瞬間に脳裏に浮かんで来るのです。是が人間が環境によって変わって来ると言う所です、昔から言う朱に染まれば赤く成ると言う所です。本人が意識して居無い所で人間性が出来て居る所です、本当に諸行は無常とは善く言った物だと尽くゞ感じます。ユングやフロイトの深層心理が如何の乞うのと言いますが、実際は解って居無かった様です。今と成ってはフロイトの夢判断が如何にレベルの低い物で有ったかが良く解る、現実が夢の中に出て来るのだから反対の事を言って居たのでは無いかと思うが?其れにしても日本仏教の唯識学が可笑しな方向に行って居たのでは無いかと思う、言葉の解釈ばかりに時間を費やし過ぎて現実の物と成らなかった事は情けない事だ。 |
|
|
|
|
|
|